Aftercare

タトゥーアーティストやスタジオによってアフターケアの考え方が変わってきますが、僕が自身で行っているやり方を紹介します。

●準備するもの

  • ドルマイシン又はテラマイシン

    ドルマイシン
  • 痒みが辛い場合はボラギノールM(ステロイド非配合)

    ボラギノールM
  • 可能であればフィルムドレッシング(パーミロール等)

    フィルムドレッシング

禁止事項

禁止事項

●入浴、プール、海、温泉、サウナ、日サロ、ばい菌が入るような行為

施術部位を雑菌がいるお湯や水につけると、そこから雑菌などが侵入して化膿の原因になります。
彫りたては色素が皮膚の下に入っているだけで定着しているわけではありません。色飛び、滲み防止のためにも完治前のタトゥーを彫った部分の肌を伸縮させるような激しい運動等、施術箇所を刺激したり大量の汗などをかく激しい運動はしばらく控えてください。


施術当日

●タトゥーが入ったからと言ってまだ安心してはいけません。タトゥーは、その後のお客さんの協力、適切なアフターケアによって完成します。彫ってから3,4日が特に大事です。

当スタジオで施術が終りましたら施術箇所にフィルムドレッシングを張ってお帰りいただきます。血とインクと体液が滲み出てタトゥー自体が滲んでる様に見え心配になりますが汚れを落とせば大丈夫です、血が止まるまで3時間~5時間程度したらぬるま湯でゆっくり剥がします。。空気は通し、水は通さないのでその日からシャワーも浴びていただいて結構です。


シャワーが終わったらよく乾燥させた状態で施術箇所に薄く軟膏を清潔な綿棒、もしくは清潔な手で塗り保湿します。塗りすぎには気を付けてください、毛穴が詰まりニキビ等の原因になります。
出来れば、塗る軟膏はワセリンなど石油由来のものではなく、海外品で少し値は張りますがタトゥー用の軟膏、シアバター、ココナッツオイルなど植物由来のものが好ましいです。その後、ご自身でフィルムドレッシングを用意できて張れれば瘡蓋にもなりづらく普段の生活もし易いですが、フィルムドレッシングも値段が高いのとサイズによっては入手しづらいので、もし無ければ清潔さえ保っていただければそのまま何も張らなくても問題ありません。
まだ血や体液など滲み出てるようなら数日はサランラップなどの代用品でカバーしてもいいでしょう。

ただあまりにも長期間フィルムをしたままだと熟成された血と汗と体液で施術箇所が不潔になりやすいので、特に夏場での長期間のフィルムやラップはできるだけ避けるべきです。
又、よほど不潔な状態でない限り消毒液など特に使う必要はありません。何故かというと、施術箇所から染み出る体液は肌の修復を促すなど傷に対し有用な成分がはいっているので、それらの有用成分まで消毒してしまうためです。

新しい皮膚ができ始めたら、乾燥を防ぐために必要であれば軟膏からボディーローションに変更しても問題ありません。

それ以降は特にあれこれしてやる必要はありませんが引っ掻いたり、擦ったり、ぶつけたりするのだけは絶対に気を付けてください。
又、かさぶたを故意に剥がすのも厳禁です、間違いなく色飛びの原因になります。
おそらく、大体の方が体験するであろう辛い痒みとの戦いになります。残念ですが、それはとにかく我慢するしかないです、綺麗なタトゥーに仕上げるためにも、絶対に掻きむしってはいけません。ボラギノールM等痒みを抑える軟膏も視野に入れてもいいかもしれません。

皮膚の入れ替わりが28日周期と言われています。約3週間~1ヶ月程で完治となります、その際色飛び等してしまった場合、施術日から2ヶ月内であれば彫師の責任として何度でも無料でリタッチさせていただきます。部位によっては一度ではインクが入りにくいこともあります。リタッチも含め気になるところがあればご連絡ください。

それ以降の直しに関しては内容によりリタッチ代¥1,000~¥5,000頂きます。

彫ってから4、5日以降も痛みが退かなかったり、腫れてしまった、化膿してしまった場合、絶対にご自身で安易に判断せずに早い段階で皮膚科への受診をお勧めします。
その場合、残念ながら当方で処置や治療等の指示はいたしかねます、どうかご理解のほどよろしくお願いいたします。