Safety

当スタジオでは衛生管理を医療機関レベルで厳しく行っています。

使い捨て針

使用する針、グローブは使い捨ての物を使用し、触れるであろう箇所はすべてラップでカバーし施術の度に使い捨て、エタノール及び次亜塩素酸ナトリウムにて消毒を行っております。
また、使用する器具に関しても専用の洗浄剤で洗浄した後、超音波洗浄機、次亜塩素酸ナトリウム水溶液にて浸け置き消毒、オートクレーブ(132℃で50分)、殺菌線保管庫にて消毒、減菌、殺菌、滅菌を行っております。

●超音波洗浄機

超音波洗浄

専用の界面活性剤、洗浄剤にて浸け置き、超音波振動による洗浄で目に見えない血液や細かい汚れまで落としきり減菌します。このあと次亜塩素酸ナトリウムにて漬け置き消毒を行います。

●高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)

高圧蒸気滅菌器

約135℃の2気圧による高圧処理で50分程度の滅菌をします、この段階でほぼ全ての細菌が死滅します。

●殺菌線保管庫

殺菌線保管庫

滅菌後の器具は殺菌効果を持つ紫外線殺菌線保管庫にて保管、無菌状態を保ちます。再度使用するまで感染ウィルス等の付着、増殖を防ぎます。

タトゥーインクアレルギーによるパッチテスト

現在日本のタトゥースタジオでは海外のタトゥー衛生基準をクリアした人体にほぼ無害な成分でつくられた有名メーカーの高品質のインクを使用している所がほとんどかと思います。ですが大小問わず極稀(世界のタトゥー人口の0.5%程度)にカラータトゥーインクによるインクアレルギーが報告されているようです。当店では不安のある方には使用するであろうインクでのパッチテストもおこなっています。不安のある方はご相談ください。

ウィルス感染症について

タトゥーにおける事故、感染症の多くが血液や体液による感染です
原因の多くがニードル(針)、インクの使いまわしが原因と言われています。
主な感染症が「B型肝炎」「C型肝炎」「エイズウイルス(HIV)」辺りかと思います。
これらの感染症になってしまった場合、現代の医学ではほぼ完治は難しいとされています。
当スタジオは以上の点を踏まえ、衛生管理には特に気を使っています。今後さらにより良い衛生管理方法があればタトゥーによる事故や感染リスクを少しでも軽減させるためにも、我々彫師はそれらを積極的に学び、採り入れていくべきだと考えます。