お断りする内容について

●当スタジオでタトゥーの施術希望されるお客様で残念ながらお断りしなければいけない内容を一部記載いたします。

●恋人同士(未婚)のお互いの名前を彫るタトゥー

若いカップルの方々に多いのですが、やはり後々後悔される方が多いので僕自身色々悩んだ挙句、僕自身彫師としての在り方を熟考した結果、この内容に関して今後、当スタジオでは受けないことにしました。
理由として、タトゥーは入れたその日からあなたの身体の一部となり、あなたが死に、棺桶に入り焼かれ灰になるその日まで生涯あなた自身と共にあります。
誰か他人の名を刻むという事は生涯その相手と切っても切れない関係を誓うという事です。
これがどれだけ重いことか是非一度考えてみてください。例えばそれが血を貰った両親、血を別けた兄弟、子供、家族同然だったペット、自分の人生における恩人、尊敬、崇拝する偉人の名を刻むのなら僕も理解できます。
しかし、ただの男女の付き合いでお互いの名を安易に彫ることはデメリットでしかないと考えます。その期間、その場ではお互いにとって相手は大切な存在、愛すべき人なのかもしれませんが、結局はお互いの合意で付き合っているだけの「赤の他人」です。夫婦でもなければ家族でもありません。その気になればいつでも他人になれます。それでもそんな無責任で曖昧な関係でお互いの名を刻むべきでしょうか?
それはただ大切な存在であるはずの相手の人生を縛り付ける呪縛でしかないと感じます。
繰り返しますがタトゥーは一生ものです、結婚指輪はいつでも外せます、紙切れ一枚でいつでも関係ない他人に戻れます。
つまり、相手の名を刻むという事は結婚指輪なんかよりずっと重い行為だということを理解してください。それでも当スタジオで恋人の名を彫りたいというのであれば、お互いの人生に生涯責任を持つという意味で最低条件として婚姻届けを提出し籍を入れてることが条件です。
正直、元恋人の名を消したいなどの問い合わせも少なくないので、彫師である僕自身も非常に悲しい気持ちになります。
ですから今後は基本的にそういった内容は受けないことにしました。どうかご了承ください。
恋人同士で何か特別なことがしたければ同じデザインのペアタトゥーなど別れても個人を特定できないようなもっと抽象的なものにするべきだと思います。その際は是非こちらで一生懸命協力させていただきます。

●乳首、局部、眼球、舌、手の平、足の裏など本来彫るべきではない部分へのタトゥー

まずこれらの場所は彫れませんし、特に男性の局部に関してはハッキリいって触りたくもないです。他、眼球へのタトゥーは海外で話題になっていますが、眼球のタトゥーによる失明も報告されています。常識的に考えて彫るべきではない箇所へのタトゥーはNGとさせていただきます。

●第三者の強要によって入れさせられる本人の意志とは反するタトゥー

本来、刺青は自身の強い意志によって入れるべきものです。それを他人の強要によって入れさせられるなど言語道断であります。
こちらの判断で強要だと判断した時点で如何なる事情であろうと、お断りいたします。

●ブラックライトタトゥー(UVインクタトゥー)

擦り傷っぽく見え普段は目立たなく見えないですが、ブラックライトに当てることによって彫った絵柄が浮かび上がる特殊なタトゥーです。ひと昔に流行りましたが、そもそも、蛍光インクって人体に使ってもいいのかが謎です。仮に入れたとしても1~2年程度でブラックライトにも反応しなくなるという報告もあるようです。
僕が信頼しているインクメーカーでは取り扱っていないみたいで、僕的に信頼できないインクメーカーの怪しいインクは使いたくないので、安全面も考慮して現時点でブラックライトタトゥーは当店ではやらないことにしています。